平次と和葉の恋愛進展については、情報が膨大かつ映画と原作が入り乱れているため、ネット上でもいくつかの決定的な誤解が散見されます。
誤解1:映画『100万ドルの五稜星』のラストで2人は付き合った?
前述の通り、映画内での告白はスタングレネードの爆音によって和葉の耳には届いていません。映画単体では「未遂」で終わっており、エンディング後も付き合っていません。正式に交際がスタートしたのはあくまで原作漫画の第106巻(FILE.1133)です。映画だけを追っているライト層が最も勘違いしやすいポイントです。
誤解2:すでに作中でキスを済ませている?
原作96巻で平次が和葉(に化けた怪盗キッド)に迫り、顔を数センチまで近づけたシーンがあまりにも有名ですが、直前でコナンが部屋に飛び込み未遂に終わっています。服部平次と遠山和葉は、正式に付き合った時点でもキスは未達成です。新一と蘭が清水寺でほっぺにキスをし、修学旅行編の後に正式交際したのとは対照的に、平次と和葉は「告白成立が先、キスはまだ」というステータスにあります。
誤解3:大岡紅葉との婚約問題はどうなったのか?
平次を「未来の旦那様」と呼んで追い回す大岡紅葉ですが、そもそも彼女が主張していた「幼い頃のプロポーズ」は、平次の「今度会ったら強よ(つよ)したる(かるたの腕を上げてやる)」という言葉を、幼い紅葉が「嫁にしたる」と聞き間違えていたというオチが原作93巻ですでに明かされています。紅葉の一方的な片思いであり、法的な婚約関係や平次側の恋愛感情は最初から一切存在しません。