多くのカフェやバーが立ち並ぶ南青山エリアにおいて、南青山 日本茶バー 櫻井焙茶研究所が別格の存在感を放ち続ける背景には、徹底して計算された「五感の演出」と「茶への探求心」が存在します。
最大の魅力は、店内に設置された焙煎機から漂うほうじ茶の焙煎香です。注文を受けてから客の好みに合わせて焙じる櫻井焙茶研究所 ほうじ茶 ロースト体験は、浅煎りから深煎りまで煎り具合による香りと味わいのグラデーションを舌先で実感させてくれます。ガラス越しに眺めるだけの演出ではなく、職人が手際よく茶葉と向き合う所作そのものが、空間全体をひとつの舞台へと昇華させています。
また、店舗デザインは空間現代の美意識を体現するSIMPLICITYが手がけており、銅板のカウンターや無駄を削ぎ落とした茶器の配置など、視覚的なノイズが極限まで排除されています。静寂の中に響く湯の沸く音や急須から滴る一滴一滴の音に耳を澄ませる時間は、情報過多な日常に疲れた現代人にとって、極めて贅沢なリセットの時間として機能しています。