メディアの報道資料や数字上の相場だけでは見えてこない、実際のファンの生の声を取材しました。SNS(X)やファンコミュニティでの証言を精査すると、そこには単なる金銭取引を超えた、複雑なファン心理が浮かび上がってきます。
長年ファンクラブに加入し、2026年末にグッズの大部分を手放した東京都内在住の40代女性は、当時の心情を次のように語っています。
「2026年の休止直後は、部屋中のグッズを見るだけで涙が出てしまい、とても手放す気にはなれませんでした。でも、2026年に株式会社嵐が設立されてメンバーそれぞれの前向きな歩みを見守る中で、ようやく気持ちに区切りがついたんです。ゴミとして捨てることは絶対にできませんが、メルカリで『大切に引き継ぎます』とメッセージをくれた若いファンの方に買い取っていただけた時、私の青春が報われたような温かい気持ちになりました。」
一方、最近メルカリで嵐グッズを買い集めているという20代の購入者からは、次のような実態が語られました。
「休止当時は中学生でお金がなく、コンサートにも行けませんでした。社会人になって自由に使えるお金ができた今、当時のFC限定Blu-rayや大野くんの個展グッズをメルカリで探しています。状態が綺麗であれば、当時の定価以上であっても喜んで購入しています。」
このように、「青春の整理として誠実に手放したい古参ファン」と、「当時買えなかった宝物を補完したい新世代コレクター」の間で需要と供給が合致した時、メルカリ上でのスムーズかつ納得感のある取引が成立しています。