口腔カンジダにイソジンは逆効果?悪化する真相と正しい治し方の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
口腔カンジダの治療において多くの人が直面するのが、「近所のドラッグストアで薬を買って手軽に治したい」というニーズと、実際のOTC医薬品事情のギャップです。現行の日本の薬事制度において、口腔粘膜に適応を持つ抗真菌薬(外用ゲル・シロップ等)は一般用医薬品(市販薬)として販売されていません。
薬局で市販されているカンジダ関連の薬は、水虫・いんきんたむし等の「皮膚用」か「膣カンジダ再発治療薬」に限られており、これらを口の中に使用することは絶対にしてはなりません。根本治療を行うには、医師や歯科医師の診察を受け、医療用医薬品の抗真菌薬を処方してもらう必要があります。
治療薬・対処法詳細・使用方法入手経路・費用目安治療における評価・注意点フロリードゲル経口用
(ミコナゾール)食後や就寝前に口腔内に均等に塗布し、できる限り長く口内に留めてから飲み込むゲル剤。処方箋医薬品
(3割負担で約1,000〜2,000円)第一選択薬。直接患部に付着して高い抗真菌効果を発揮。抗凝固薬(ワーファリン等)との併用禁忌に留意。ファンギゾンシロップ
(アムホテリシンB)1回数ミリリットルを口に含み、口全体に行き渡らせてしばらく舌で転がした後に吐き出す(または嚥下)。処方箋医薬品
(3割負担で約800〜1,500円)消化管からほとんど吸収されず局所殺菌作用が高い。独特の風味と黄色着色があるが相互作用が少なく安全性が高い。抗真菌内服錠
(フルコナゾール等)難治性や咽頭・食道への拡大時、1日1回錠剤を経口内服する全身療法。処方箋医薬品
(3割負担で約1,500〜3,500円)重症例や外用薬で改善しない場合に極めて有効。肝機能検査値の確認や他剤併用チェックが必須。イソジン等うがい薬
(ポビドンヨード)水で希釈してガラガラ・ブクブクうがいを行う殺菌消毒剤。市販薬 / 薬局店頭
(約600〜1,200円)【非推奨】正常常在菌を破壊してカンジダを悪化させるリスク大。粘膜への刺激性も高く治療には適さない。