釣り糸における「号」は、日本釣用品工業会(JAFS)が定めた糸の直径(標準直径)基準に基づいています。3号の標準直径は「0.285mm」と厳密に規定されていますが、耐えられる重量(引張強度)は素材の繊維構造によって天地ほどの差が生まれます。
結論から言うと、素材ごとの3号の強度目安は以下の通りです。
・ナイロンライン 3号:約12lb(約5.4kg)
・フロロカーボンライン 3号:約12lb(約5.4kg)
・PEライン 3号:約40lb〜50lb(約18.1kg〜22.6kg / 平均約45lb)
ナイロンやフロロカーボンなどの単一モノフィラメント糸の場合、「1号=約4lb」という換算式が業界の長年の目安となっています。そのため、3号であれば 4lb × 3 = 12lb と計算できます。
一方、超高分子量ポリエチレン繊維を複数本編み込んで作られるPEラインは、同等の太さでありながらナイロンの3倍から4倍以上の引っ張り強度を誇ります。最新の8本編み(8ブレイド)や12本編みラインでは、3号表記で50lb(約22.6kg)を超える高強度モデルも珍しくありません。同じ「3号」という言葉だけでリールに巻くラインを選んでしまうと、狙う釣り物に対して強度が不足したり、逆に過剰になったりする原因になります。