しりとりというゲームの構造上、「り」で終わる日本語の単語は極めて多い。「かり」「おにぎり」「どんぐり」「まつり」――挙げ出せばキリがないほどだ。その結果、次のプレイヤーには容赦なく「る」が回ってくる。これが言葉だけのしりとりであれば、「ルーレット」や「ルビー」と口にするだけで済むだろう。
問題は、それを「画力」というフィルターを通して他人に伝えなければならない点だ。頭の中には単語が浮かんでいても、それをわずか数秒で相手の脳内にイメージさせられるかとなると話は別。抽象的な概念や形が複雑な物体が多い「る」の単語は、描き手の画力と受け手の想像力の双方が試される、絵しりとり最大のボトルネックなのだ。