秋篠宮さまを語る上で外せないのが、一流の研究者としての側面です。宮内庁関係者や学術界の間では「ナマズ殿下」の愛称で知られていますが、秋篠宮さまがナマズ研究に没頭された理由は単なる趣味の領域を遥かに超えています。
幼少期から生き物全般、特に淡水魚や家禽類(ニワトリなど)に強い関心を持たれていた秋篠宮さまは、人間と生き物の関わり(民俗学・文化人類学)に着目されました。特に巨大淡水魚メコンオオナマズをはじめとするナマズ類は、東南アジア諸国で人々の貴重なタンパク源であり文化的重要性を持ちます。タイ王国をはじめとする現地へ自ら足を運び、泥にまみれながら生態調査を重ねられました。
総合研究大学院大学で博士号(理学)を取得された学究的探求は、タイ王室との極めて深い親密関係や、現在に続く国際親善の架け橋としても大きな実を結んでいます。