「結局、自分は髪質改善と縮毛矯正のどっちを選ぶべきなのか」という究極の問いに対する結論はシンプルです。鏡の前に立ち、ご自身の髪の悩みの根本が「うねり(形状)」にあるのか、「傷みや乾燥(質感)」にあるのかを見極めることから始まります。
美容心理学の観点からも、髪のコンプレックスは自己肯定感に直結します。SNS上の「加工された極上のツヤ」という虚像に惑わされず、現実的なライフスタイルに合わせた選択を行うための基準をまとめました。
縮毛矯正を選ぶべき人:
- 生まれつき強いくせ毛、波打つうねり、捻転毛(ねじれた毛)に悩んでいる
- 雨の日や湿気の多い日に髪が爆発するように広がり、セットが崩れる
- 毎朝のストレートアイロンにかける時間をゼロにしたい
- 半年に1回程度の定期メンテナンスを受け入れられる
髪質改善トリートメントを選ぶべき人:
- 髪のくせ自体はそこまで強くないが、毛先のパサつきやアホ毛が気になる
- 加齢に伴うエイジング毛で、髪のハリやコシが失われてきた
- ブリーチを繰り返しており、ストレート薬剤に耐えられる体力がない
- 地毛の自然な丸みやふんわり感を残しつつ、手触りだけを向上させたい
なお、縮毛矯正をかける頻度の目安としては、ショートヘアで3〜4ヶ月に1回、ミディアムからロングヘアで4〜6ヶ月に1回が理想的です。髪が伸びるスピードは1ヶ月で約1cmであるため、根本のくせが気になり始めた段階でリタッチ(伸びた部分のみの施術)を施すことが、毛先のダメージを防ぎ美髪を長期維持する秘訣です。