角川大映スタジオのルーツは、1933年に設立された「日本映画多摩川撮影所」にまで遡ります。約1世紀に及ぶ激動の歴史の中で、数多くの映画会社が看板を掲げ、日本のカルチャー史に刻まれる傑作を生み出してきました。
1942年の大映(大日本映画製作株式会社)統合以降は、大映東京撮影所として数々の金字塔を打ち立てます。1950年に公開され、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得した黒澤明監督の『羅生門』をはじめ、特撮映画の金字塔『大怪獣ガメラ』(1965年〜)、『大魔神』三部作(1966年)など、日本映画の黄金期を支える特撮・時代劇技術がここで磨かれました。
その後、徳間書店グループ時代を経て、2000年代初頭に角川グループへ承継され、現在の「角川大映スタジオ」へと屋号を改めました。近年における主な撮影実績は以下の通りです。
- 特撮・SF大作:『シン・ゴジラ』(特撮班によるステージ撮影)、平成・令和の特撮シリーズ
- 実写化・サスペンス映画:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』『ゴールデンカムイ』など、大規模な美術セットを要する映画作品
- 配信ドラマ・地上波ドラマ:Netflixオリジナル作品、NHK大河ドラマや民放キー局のプライム帯ドラマにおけるVFX・ステージセット撮影
- 音楽MV・ハイエンドCM:トップアーティストのミュージックビデオ、大型LEDを活用した自動車・テクノロジー企業のグローバルCM