国内の神社仏閣・文化観光産業は大きな転換点を迎えている。単なる物見遊山の観光から、自己の内面と向き合う「リトリート」「精神的な再生」を求める旅へ。その中心地として、東紀州エリアの注目度はかつてないほど高い。
三重県観光連盟も、地域の伝統文化と豊かな自然景観を融合させた持続可能な観光モデルの創出に注力している。参拝の前後には、隣接する道の駅「お綱茶屋」で名物の古代米みたらし団子を味わい、熊野の風土を五感で受け止めるのがおすすめだ。消費される観光ではなく、土地の記憶を持ち帰る旅。それこそが、現代の旅人が真に求めている体験なのだ。