もち米を蒸し上げる際、使う道具の熱伝導率や密閉性によって必要な加熱時間は大きく変わります。まずは手持ちの調理器具に合わせた基本タイムを把握しましょう。
木製の和せいろや中華せいろを使う場合、もち米の蒸し時間はせいろで約40分〜50分が標準です。木の調湿効果によって余分な水滴が落ちず、米粒がふっくらと立ち上がります。一般的な金属製の二段蒸し器を使用する場合も、もち米の蒸し器での加熱時間は強火で約40分〜45分を目安にします。金属製はフタから水滴が落ちやすいため、フタに布巾を巻いておく工夫が欠かせません。
調理時間を劇的に短縮したいなら圧力鍋が頼もしい味方になります。もち米の圧力鍋での蒸し時間は加圧5分〜10分(高圧タイプなら約5分、低圧タイプなら約8〜10分)をかけ、その後はピンが下がるまで自然放置(約10分〜15分)して蒸らします。火にかける時間は極めて短いものの、もち米特有のもっちりとした強い粘りを引き出すことが可能です。