ネット上の検索窓に「共栄ドラッグストア阪急三番街店」と打ち込むと、サジェストに「閉店」「現在」「場所」といった単語が並びます。日常的に利用していたビジネスパーソンや買い物客の間で「いつの間にか看板が消えていた」と話題になったことが発端です。
商業施設運営元のフロア更新データおよび現地調査の結果、かつて阪急三番街南館で営業していた「共栄ドラッグストア阪急三番街店」は、単独屋号での営業を終了しています。突然の倒産などではなく、関西のドラッグストア業界で進んだ資本提携やM&A(企業の合併・買収)、さらに阪急三番街館内のテナント配置転換が重なったことによる計画的な営業終了・業態移行です。
かつて店頭に立っていた元スタッフや近隣商業関係者の証言によると、「阪急梅田駅の改札階段を降りてすぐという抜群の立地ゆえ、朝の通勤ラッシュ時の胃薬・栄養ドリンク需要から夕方のコスメ需要まで絶え間ない賑わいを見せていた」とのこと。現在その場所には、同じく大手チェーンのドラッグストアやトレンドショップが配置されており、往時の「共栄ドラッグ」の看板を目印に向かうと「店舗が忽然と消えた」ように感じられるのが真相です。