「午前十時の映画祭」は、公益財団法人 川喜多記念映画文化財団や映画演劇文化協会などが中心となって2010年に立ち上げた画期的な上映企画です。「映画館の大画面で観てこそ真価を発揮する名作を、若い世代や当時劇場で見逃したファンに届けたい」という理念のもとスタートしました。
原則として毎朝10時(劇場の開館スケジュールにより若干前後あり)から1日1回上映されるスタイルが特徴で、朝の時間を豊かに彩るカルチャーとして定着しています。配信やDVDでは味わえない劇場の暗闇、全身を包み込む音響、そして観客同士が感情を共有する一体感は、映画ファンにとってかけがえのない時間となっています。
上映される作品は、単なる懐かしの映画にとどまりません。最新のデジタル技術を駆使した4K・2Kデジタルリマスター版が惜しみなく投入されており、半世紀以上前の作品であっても、まるで昨日撮影されたかのような鮮明な映像とクリアな音質でスクリーンに蘇ります。