鹿児島県勢の全国大会における強さは、過去の輝かしい実績に裏打ちされています。選手権およびインターハイにおける歴代優勝校ランキングの傾向を見ると、鹿児島サッカーの変遷が鮮明に浮かび上がります。
1990年代から2000年代にかけては鹿児島実業が全国優勝を果たし、圧倒的なフィジカルと闘志で「鹿児島のサッカー=勝負強い堅守速攻」というイメージを全国に植え付けました。その後、名将・小川貴史監督率いる鹿児島城西サッカー部が大迫勇也(現ヴィッセル神戸)を擁して選手権準優勝を飾り、全国に強烈なインパクトを残しました。
そして近年、全国屈指の超攻撃的スタイルで高校サッカー界の主役に躍り出たのが神村学園です。選手権での上位進出常連となり、数多くのJリーガーや海外移籍選手を輩出しています。時代とともにスタイルを進化させながらも、常に全国トップランカーとして君臨し続けている点が鹿児島サッカーの真の強みです。