辞書を引くと、literatureの発音記号にはアメリカ英語とイギリス英語で明確な差異が記録されています。両者の音の違いを理解することは、正確な発音のみならずリスニング力の底上げにも直結します。
アメリカ英語の発音記号:/ˈlɪt̬.ɚ.ə.tʃʊr/ または /ˈlɪt̮.ɚ.ə.tʃɚ/
アメリカ英語最大の特徴は、母音に挟まれた「t」が軽い「d」や日本語の「ラ行」に近い音へと変化する「フラップT(Flap T)」です。そのため、実際の発音は「リテラチャー」ではなく「リダラチャー」あるいは「リデラチャ」のように聞こえます。語尾の「r」もしっかりと舌を引いて響かせます。
イギリス英語の発音記号:/ˈlɪt.rə.tʃə(r)/
イギリス英語では、中間にある「e」の母音(曖昧母音シュワ)が脱落(シンコペーション)し、3音節に短縮されるのが一般的です。「t」の音を鋭く弾き、語尾の「r」を響かせないノン・ローティック発音となるため、カタカナで表現するなら「リトラチャ」に近い、ソリッドで引き締まった響きになります。