証券取引法違反での有罪判決から長い歳月が流れた2026年現在、90代を迎えた堤義明氏は都内の閑静な高級住宅街にある私邸で静かに暮らしている。かつて軽井沢や箱根の巨大リゾートを自在に動かしていた面影は薄れ、近隣住民の目にもその姿が捉えられることは極めて稀だ。
かつての側近や身内らごく限られた関係者が定期的に出入りするのみで、日常の外出は病院への通院程度にとどまるという。表舞台の喧騒から完全に遮断されたその生活様式は、かつて日本列島のリゾート開発を指揮した激動の日々とは対照的な穏やかさに包まれている。