だが、この現象を笑いだけで終わらせてはもったいない。タレントでありIT企業役員としても知られる厚切りジェイソン氏は、こうした誤答に対して「Why Japanese people!? 単語を1対1で日本語に置き換えるパズルをやっているからこうなる!」と警鐘を鳴らす。言葉をコミュニケーションの道具ではなく、記号の置き換え作業として捉えている点に根本原因があるという指摘だ。
スタディサプリの人気講師として知られる関正生氏もまた、従来の詰め込み型アプローチが招く弊害を鋭く突く。「生徒たちは丸暗記した単語帳の記憶を無理やり当てはめようとするあまり、文脈や英語の持つ『芯のイメージ』を見落としてしまう」と分析する。たとえば「take」や「get」といった基本動詞を機械的に訳語へ変換しようとするからこそ、文脈からかけ離れた珍妙な日本語が爆誕してしまうのだ。