インターネット上の掲示板や知恵袋で毎年激しい議論が交わされるのが、「立教大学の合格者発表1回目、2回目、3回目、4回目とは何なのか」という疑問です。一部では「試験日程ごとの発表ではないか」という誤解も散見されますが、立教大学追加合格の真相は完全に異なります。
立教大学では、他大学で採用されている「補欠通知書(補欠順位の事前開示)」という制度を設けていません。その代わりに入試日程を通じて採用されているのが、複数回にわたる合格発表による段階的欠員補充システムです。第1回目の合格発表で定員を満たさなかった場合、あるいは国公立大学や他大学への進学によって入学辞退者が生じた枠に対し、出願者全体の成績上位者から順次、立教大学補欠合格繰り上げ日程に沿って新たな合格者を認定していきます。
「2回目、3回目の発表は、国公立大学の前期合格発表(3月上旬)および後期発表(3月中旬)の直後に辞退者が確定するタイミングに正確に連動している」と大手予備校の進路指導担当者は明かします。つまり、1回目の発表で「不合格(判定不可)」と表示されたとしても、それは「第1段階での枠に入らなかった」ことを意味するに過ぎず、制度設計上、3月下旬の最終発表まで逆転の門戸は構造的に開かれているのです。