現在のプロ野球は各リーグ6球団、合計12球団で構成されている。所属球団の顔ぶれを整理すると以下の通りである。
この2リーグ体制が成立した起源は、1949年の球界再編問題にまで遡る。戦後復興の熱気の中、毎日新聞社が球界参入を表明した際、すでに読売新聞社を親会社に持っていた巨人が強力なライバル紙の加盟に猛反発。球界は「毎日派」と「巨人派」に真っ二つに割れ、毎日を中心とするパシフィック・リーグ(結成当初7球団)と、巨人を中心とするセントラル・リーグ(結成当初8球団)が旗揚げされた。
当時から巨人が圧倒的なブランド力と地上波テレビ中継の利権を握っていたため、セ・リーグは莫大な放映権料と注目度を背景に「球界の王道」として君臨した。対するパ・リーグ各球団は、電鉄会社や映画会社などの私鉄・新興産業が母体であり、観客動員の苦戦を強いられ続けた。この過酷な逆境こそが、後にパ・リーグを「常に新しい仕掛けを打たねば生き残れない開拓者」へと育て上げる土壌となったのである。