ゴッドバレー事件におけるもうひとつの重大な核心が、四皇「赤髪のシャンクス」の出自です。劇場版『ONE PIECE FILM RED』の関連資料や原作の描写により、事件直後にロジャー海賊団がゴッドバレーから持ち帰った宝箱の中に、当時1歳の赤ん坊だったシャンクスが紛れ込んでいた事実が明らかになっています。
五老星がシャンクスを前にして「フィガーランド家の血筋」と口にしたこと、そして神の騎士団の頂点に立ち、のちに五老星(科学防衛武神)へと昇格したフィガーランド・ガーリング聖の若き日の容姿がシャンクスと酷似している点からも、シャンクスが天竜人最高位の血筋を引いていることはほぼ確実視されています。天竜人の最高権力層と海賊王の船で育った男という、数奇な運命の原点がこの事件にありました。