「大手二次流通サイト(ViagogoやStubHubなど)で買えば、高くても絶対に入場できるのではないか」——ネットの掲示板やSNS上で頻繁に見受けられるこの言説は、極めて危険な誤解です。
FIFAは利用規約において、許可されていない第三者プラットフォームでの転売・譲渡を明確に禁止しています。2026年大会では、チケットの不正転売を撲滅するため、最新の暗号化動的QRコードを採用した公式チケットアプリの利用が義務付けられています。この動的QRコードはスクリーンショットでの入場が完全にブロックされており、試合開始の直前にしかアクティベートされない仕組みになっています。
転売ブローカーから法外なプレミアム料金を支払って「名義変更可能なチケット」を購入したつもりが、現地スタジアムのゲートでQRコードが無効化され、ゲート前で呆然と立ち尽くすサポーターの姿は過去大会でも無数に目撃されてきました。非公認サイトの「全額返金保証」を過信してはなりません。チケット代が返金されたとしても、現地までに投じた何十万円もの渡航費や宿泊費、そして何より4年に一度の夢の時間は二度と戻らないのです。