このモノマネを語る上で絶対に外せないのが、TBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』での企画展開です。番組では、くっきー!が扮した柴田理恵の顔写真を高精細にプリントした「柴田理恵お面」を作成。一般人や仕掛け人がそのお面を装着し、街中やスタジオに無数に増殖するという、もはやホラー映画『八つ墓村』やカルト作品を彷彿とさせるドッキリ企画が放送されました。
深夜の暗闇から柴田理恵の白塗り面をつけた集団が無言で迫り来る映像は、視聴者に強烈なトラウマと爆笑を刻み込み、放送直後のSNSトレンドを独占。Twitter(現X)上では「怖すぎて声出た」「柴田理恵ゲシュタルト崩壊」「夢に出てきてうなされた」といった投稿が数万件規模で飛び交いました。
そして物語は、柴田理恵本人との直接対決というクライマックスを迎えます。バラエティ特番や『ネタパレ』(フジテレビ系)などで実現した共演では、白塗りメイクを施したくっきー!の隣に、なんと柴田理恵本人が並び立つという狂気の構図が実現。柴田本人がくっきー!の顔マネに合わせて同じ表情を作ったり、お面を自ら顔に当てて「どっちが本物でしょう?」とおどけてみせるなど、本家自らがパロディを乗りこなす圧巻のパフォーマンスを披露しました。パロディを仕掛けた側と仕掛けられた側が手を取り合い、極上のエンターテインメントへと昇華させた瞬間でした。