となりのトトロのメイのイラストを簡単に仕上げる最大の鍵は、顔の骨格比率を「幼児特有のバランス」に落とし込むことです。4歳児であるメイの頭部は、大人やサツキと比べて頭蓋骨が大きく、顎が小さく未発達なのが特徴です。ここを意識せずに一般的なキャラクター感覚で描いてしまうと、一気に年齢感が上がってしまいます。
トトロとメイのイラストをかわいい仕上がりにするための基本原則は、まず横幅のある少し潰れた円(または丸みのあるおにぎり型)を描き、中心線よりもかなり低い位置に目と鼻、口を密集させることです。余白としてのおでこを広く取ることで、メイらしい無邪気さと幼さが一気に際立ちます。
さらに、視線を集める大きな瞳は、完璧な丸ではなくやや楕円形にし、黒目を大きく取ってハイライトを斜め上に入れると、生き生きとした表情が生まれます。輪郭とパーツの距離感を掴むだけで、デッサンが苦手な方でも一目でメイとわかるキュートな下絵が完成します。