インターネット上の掲示板やSNSでは時折、「24段を跳んだ選手がいる」「跳び箱24段のギネス記録保持者が存在する」といった情報が見受けられます。しかし、公式な記録調査および番組アーカイブを検証すると、これは完全な誤認であることが分かります。
24段(高さ3m16cm)には、過去に池谷直樹氏、モーガン・ハム氏、平野泰新氏が公式に挑戦しています。しかし、いずれの挑戦においても跳び箱の頂上に足が接触するか、着地まで身体をコントロールしきれず、成功判定を得ることはできませんでした。
では、なぜ「24段成功」の噂が広まったのでしょうか。背景には以下の要因が関係しています。
- 練習中の非公式跳躍との混同:アスリートが練習施設でウレタンマット等の補助を用いて試技したエピソードが誇張されて拡散したケース。
- 海外パフォーマーの別種目との混同:サーカスやアクロバットショーにおける特殊器具を用いた跳躍映像が、モンスターボックスの記録と誤認されたケース。
- 23段成功時のインパクト:池谷氏や平野氏が23段を跳んだ際の絶大な余韻から、記憶の中で段数が繰り上がって定着してしまったケース。
2026年時点におけるギネス世界記録および公式記録の最高到達点は、厳格に23段(3m06cm)です。