辛い食べ物が得意ではない人にとって最も気になるのが「どれくらい辛いのか」という点です。辛さの単位であるスコヴィル値比較で見ると、ハラペーニョの辛さレベルは2,500〜8,000 SHU(スコヴィル・ヒート・ユニット)に位置します。
他の代表的な香辛料や唐辛子と比較してみると、その立ち位置が明確になります。
・ピーマン・パプリカ:0 SHU
・ハラペーニョ:2,500〜8,000 SHU
・タバスコ(オリジナルペッパーソース):約2,500〜5,000 SHU
・日本の鷹の爪(乾燥):40,000〜50,000 SHU
・ハバネロ:100,000〜350,000 SHU
・キャロライナ・リーパー:1,500,000〜2,200,000 SHU
よく混同されるタバスコとの違いですが、タバスコは「タバスコペッパー」という別の唐辛子をベースに酢や塩を加えて発酵・熟成させた調味料のブランド名です。辛さの数値自体はタバスコソースと同等ですが、ハラペーニョそのものは野菜としての食感やフレッシュな水分を含んでいるため、舌を刺すような鋭さは控えめに感じられます。
また、日本の青唐辛子との違いは、果肉の厚みと辛さの質にあります。日本の青唐辛子(ししとうの辛い個体や伏見甘長系の辛口種など)は皮が薄く、ダイレクトに舌へ刺激が届きやすい傾向があります。対してハラペーニョは果肉が肉厚で水分が多いため、加熱やピクルス加工によって辛味がまろやかになりやすい特徴を持っています。