熟慮の末に閉鎖を決断した場合の正規ルートを整理します。2026年現在のAmazon退会手順は、以前のようなチャット申請必須の形式から、WEBおよび公式アプリ上の専用フォームから直接申し込む方式へと一本化されています。
手順の第一段階として、ブラウザまたはアプリの「アカウントサービス」から「お客様のデータ管理」あるいはヘルプページ内の「アカウントを閉鎖し、個人データを削除する」ページへ直接アクセスします。画面上には失われるサービス一覧が長文で提示されるため、ページ最下部までスクロールし、「アカウント閉鎖の理由」をプルダウンから選択します。最後に「はい、Amazonアカウントの完全な閉鎖とデータの削除を希望します」のチェックボックスを有効化し、「アカウントを閉鎖する」をクリックします。
これで終わりではありません。登録メールアドレスまたはSMS宛てに「アカウント閉鎖の確認」というタイトルの通知が届きます。本文に記載されているリンクを送信後5日以内に開いて承認手続きを行うことで、初めて本申請が受理されます。
一方で、画面上で申請が弾かれたり、エラーが表示されて処理が進まないトラブルも散見されます。典型的なAmazonアカウント削除できない理由として以下の事態が挙げられます。
まず、注文した商品の未発送や配送中の荷物がある場合、アカウントは閉じられません。定期おトク便のスケジュールが残っている場合も同様です。また、Amazon Payを利用した外部サイトでの未決済取引があるケースや、Amazon出品用アカウント(セラーセントラル)を開設している場合、取引終了後90日間の売掛金留保期間を経過するまで閉鎖は許可されません。原因が特定できない場合は、自力で解決しようとせず、専用フォームからAmazonカスタマーサービス問い合わせを行い、ブロックの要因となっている契約関係を個別に解除してもらう必要があります。