四国カルストや阿蘇山を目指すライダーにとって、国道九四フェリーは聖地連絡ラインとして親しまれています。バイク航送における料金体系は自動車と異なり、「二輪車航送運賃+運転手の旅客運賃」の合算で計算される点に注意が必要です。
2026年時点の二輪車積載運賃の目安は次の通りです。
- 原動機付自転車・小型二輪(125cc以下):約2,400円〜2,700円(旅客運賃合算で片道約3,700円〜4,150円)
- 自動二輪(750cc未満):約3,400円〜3,800円(旅客運賃合算で片道約4,700円〜5,250円)
- 大型自動二輪(750cc以上):約4,400円〜4,900円(旅客運賃合算で片道約5,700円〜6,350円)
- 自転車・ロードバイク:約1,000円〜1,200円(旅客運賃合算で片道約2,300円〜2,650円)
金銭面でのコストパフォーマンスは極めて優秀ですが、現場取材で見えてきた最大のハードルは「バイクの積載可能台数制限」です。フェリー船内の二輪固定用ロープ(タイダウンベルト)の設置スペースには上限があり、1便あたり積載できるバイクは概ね10台〜15台程度に限られます。ゴールデンウィークや秋の行楽シーズンには、車輌枠に余裕があっても二輪枠だけが瞬時に満車となる現象が多発します。バイク利用者は、予約開始日直後の枠確保が絶対防衛ラインとなります。