SNSや大手口コミサイト(Googleマップ、じゃらん等)に寄せられた数百件の投稿を定性・定量分析すると、来場者の満足度の高さと同時に、初めて訪れる人が直面しやすい特有の課題が見えてきました。
ポジティブな評価として目立つのは、展示物との「圧倒的な距離の近さ」です。取材でも確認された通り、一般的な国立展示施設ではガラス越しや遠目からの見学になりがちな実機・実車が、手の届くような近さで観察できます。特に航空技術者や鉄道ファンの間では「YS-11の鋲(リベット)の打ち方やプロペラ機構の構造がここまで鮮明に見られる場所は他にない」と絶賛されています。また、家族連れからは「広大な自然の中で子供がのびのびと乗り物を見られる」「緑豊かでピクニック気分が味わえる」といった高評価が多数を占めています。
一方で、リアルな不満点や注意点として頻出しているのが「敷地の広さゆえの移動の過酷さ」です。東京ドーム20個分以上の敷地内は、各エリア間の距離が数百メートルから1キロ近く離れている箇所もあります。「真夏や荒天時は徒歩での移動が厳しい」「車輪付きの乗り物や自家用車でエリア間の駐車場を都度移動しないと体力を消耗する」という声が現場の生々しい実態として挙げられています。