多くの来訪者がカレーの列に吸い寄せられる一方で、このビルとその界隈には見逃せない食の選択肢がいくつも潜んでいる。その代表格が、新潟のもうひとつのソウルフードである「みかづき」のイタリアンだ。特製ソースで炒めた焼きそばにトマトソースをかけるという独自の発想は、半世紀以上にわたって地元民の胃袋を満たしてきた。
さらに、朝早くから焼き立てのパンが並ぶベーカリーや、地元野菜をふんだんに使った惣菜店、夕方になると仕事帰りのサラリーマンが吸い込まれる立ち飲みスペースなど、歩くほどに味わい深い発見がある。カレーだけで満足して立ち去るのは、あまりにももったいない。