サーモンと鮭の決定的な違いとは?生食できる理由とアニサキスの真実に関するポイントを丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。
スーパーや飲食店で見かけるサケ科の魚は、主に「白鮭(シロザケ)」「アトランティックサーモン」「トラウトサーモン」の3系統に大別されます。それぞれの生態、脂の乗り、適した用途を体系的に整理しました。
項目白鮭(秋鮭・時鮭など)アトランティックサーモントラウトサーモン主な産地と形態日本(北海道・東北)、ロシア
天然漁獲ノルウェー、チリ、カナダ
海水養殖チリ、ノルウェー、日本各地
海水養殖(ニジマス改良)生食の可否原則不可(加熱必須)
※ルイベなど完全冷凍加工品を除く可能(生食用が基本)
生冷便(空輸)でも高鮮度流通可能(生食用が主流)
冷凍ブロックや柵取り加工脂質含有量と身質脂質約3〜8%
引き締まった筋肉質な淡白さ脂質約15〜20%以上
とろけるような濃厚な脂と白いサシ脂質約10〜15%
鮮やかな赤橙色と適度な弾力主な用途塩焼き、鍋物(石狩鍋)、ムニエル、フライ高級寿司ネタ、刺身、カルパッチョ回転寿司、海鮮丼、スモークサーモン
特に消費者から見分けがつきにくいのがトラウトサーモンと白鮭・アトランティックサーモンの違いです。トラウトサーモンは名前に「サーモン」と付きますが、生物学的な分類は淡水魚である「ニジマス(降海型)」を海水順応させて養殖した魚種です。身の色が非常に濃いオレンジ色で、脂がしっかり乗っていながらも特有のクセが少ないため、コンビニのおにぎり具材や回転寿司の定番として重宝されています。