事件発覚後、テレビ局やレコード会社は対応に追われた。出演していた番組のアーカイブ配信は即座に停止され、店頭に並んでいたDVDやCDも回収の対象となった。しかし、ここで一つの疑問が浮かび上がる。作品そのものに罪はあるのだろうか。
「子どものお気に入りの歌だったのに、もう見せられないのは悲しい」という声がある一方で、「犯罪者の映像を子どもに見せたくない」という意見も根強い。デジタルタトゥーとしてネット上に残り続ける映像と、どう向き合うべきか。放送業界は今、倫理とビジネスの狭間でかつてない決断を迫られている。