2020年、多くのファンと通院患者を驚かせたのが、大阪府から沖縄県うるま市への完全移転でした。長年築き上げた大阪の拠点を手放した背景には、主に3つの明確な理由が存在します。
第1の理由は、「大家族の育児環境とライフスタイルの抜本的改革」です。都市部での過密な生活と過労状態を見直し、大自然に囲まれた沖縄の地で子どもたちをのびのびと育てたいという家族観の転換がありました。
第2の理由は、「全国の孤立する母親へリーチするためのオンライン完全シフト」です。大阪の助産院には予約が殺到し、数カ月待ちが常態化していました。地域の一握りのママしか直接診られない対面診療の限界を痛感した夫妻は、場所を選ばない「Web相談」と「YouTube配信」に経営リソースを集中させる決断を下しました。
第3の理由は、「総合子育て支援ヴィレッジ構想の具現化」です。沖縄の広大な敷地を活かし、宿泊施設やコミュニティスペースを備えた新たな育児拠点を構築するという、長期的な事業ビジョンが移転を後押ししました。