Q1:普通科高校の出身で農業の経験が全くない非農家出身者でも授業についていけますか?
A1:十分に可能です。毎年の入学生の約3〜4割程度は普通科高校や非農家家庭の出身者で占められています。カリキュラムは土壌の基礎知識や農機具の初歩的な安全講習から段階的に組み立てられており、未経験者であることを前提にした実習指導が行われます。重要なのは過去の経験ではなく、真面目に実習へ取り組む意欲と学習姿勢です。
Q2:就農支援給付金(就学準備資金)を受給した場合、途中で進路変更するとどうなりますか?
A2:国の就学準備資金(年間最大150万円)を受給した場合、卒業後に一定期間定められた農業従事を継続しないと、給付された全額を一括または分割で国・県に返還する義務が発生します。一般企業(非農業系)へ就職先を変更した場合は返還対象となるため、「卒業後は絶対に農業の世界で生きていく」という確固たる意志を持って申請することが大前提です。
Q3:卒業後に4年制大学へ編入学することは可能ですか?
A3:岩手県立農業大学校の本科(2年制)は専修学校専門課程としての要件を満たしているため、卒業時に「専門士」の称号が付与されます。これにより、岩手大学農学部をはじめとする国公立・私立大学の3年次編入学試験の受験資格が得られます。毎年少数ながら、より高度な研究を求めて4年制大学へステップアップ編入を果たす卒業生も存在します。