金井克子の圧倒的な身のこなしとステージ映えの原点は、昭和のエンターテインメント界を牽引した「西野バレエ団」にあります。
1945年6月生まれの金井克子は、幼少期からクラシックバレエの英才教育を受け、西野バレエ団に入団。同団から誕生した伝説の女性ユニット「レ・ガールズ」(金井克子、由美かおる、奈美悦子、原田糸子、江美早苗)のリーダー格として抜擢され、日本テレビ系列のバラエティ番組『レ・ガールズ』などで脚線美と卓越したダンススキルを披露し、爆発的な人気を博しました。
当時、由美かおるらとともに披露していたアクロバティックで洗練されたモダンダンスは、お茶の間の視線を釘付けにしました。歌謡界における「踊りながら歌う女性ソロシンガー」のパイオニアは金井克子であり、その後のピンク・レディーや安室奈美恵へと連なる日本のダンスボーカル文化の源流を作った存在といっても過言ではありません。