見事チケットを勝ち取った参戦者を待ち受けるのが、会場でのロジスティクスと物販の課題です。近年のアリーナ公演では、徹夜組の排除と混雑緩和を目的としてライブ物販グッズ事前予約(会場受取システムや事前通販)が標準化されています。
「当日会場で買えばいい」という旧来の感覚で臨むと、開演前の長蛇の列で体力を消耗するばかりか、目当てのペンライトやランダム缶バッジ、タオルが眼前で完売する憂き目に遭います。公式アプリ等で事前整理券を取得し、指定された時間枠にスマートに受け取る導線管理が必須です。
さらに見過ごせないのが会場キャパシティと座席表の把握です。例えば、すり鉢状の構造を持つKアリーナ横浜では、レベル3からレベル7まで高低差が激しく、アリーナ席とバルコニー席では視覚的な体験が劇的に異なります。
「アリーナ後方よりも、スタンド前方席の方がライバーの表情やステージ全体のLED演出をクリアに見渡せる」といった現象は現場の常識です。発券された座席番号を即座に会場構造図と照合し、双眼鏡の倍率選定(8倍か10〜12倍か)を含めた観覧準備を整えることが推奨されます。