戦火が広がる中、詩人のジュリア・ウォード・ハウが新たな詞を書き下ろしたことで、楽曲は『リパブリック讃歌』(The Battle Hymn of the Republic)へと進化を遂げる。神の正義と国家の団結を力強く歌い上げる賛美歌へと変貌したメロディは、やがてアメリカという枠組みを飛び越えて世界中へと輸出されていった。
堂々たるブラスバンドの響きにも、素朴なアコースティックギターの音色にも馴染む稀有な骨格。軍歌、愛国歌、労働歌、そしてスポーツの応援歌など、時代やイデオロギーごとに都合よく姿を変えながら、このフレーズは地球上のあらゆる街角へと浸透していった。