新千歳空港の運行トラブルにおいて、航空便と同じかそれ以上に警戒すべきボトルネックが、空港と主要都市を結ぶ陸上交通の麻痺です。中でもJR北海道 快速エアポート 運行情報の動向は、飛行機が無事に着陸できたとしても安心できない最大の要因となっています。
千歳線は過密ダイヤで運行されているため、札幌圏での局地的な大雪やポイント不転換が発生すると、瞬時に運転見合わせや大幅な間引き運転へと追い込まれます。過去の輸送障害時にも、航空便は到着したものの新千歳空港駅で数千人が足止めされ、改札制限によって氷点下の地下コンコースに長蛇の列が形成された実例が複数報告されています。
さらに、連絡バス(中央バス・北都交通)も道央自動車道の通行止めや国道36号線の猛烈な渋滞に巻き込まれると、通常40〜60分の所要時間が2〜3時間以上に膨れ上がります。新千歳空港へ向かう、あるいは空港から札幌方面へ抜ける際は、空のダイヤと同時にJR・道路交通の運行情報をクロスチェックする体制が欠かせません。