社会人草サッカーやフットサル、ジュニアユースの現場においても、オーダーユニフォームでオレンジを採用するチームが急増しています。
現場の指導者やチーム代表者へのヒアリング取材によると、選ばれる主な理由は「大会での他チームとの重複回避」と「写真・動画映え(SNS発信)」です。ブルーやレッド、ブラックといった定番色は対戦相手とカラーバリエーションが被りやすく、ビブス着用を強いられるケースが多発します。しかしオレンジをファーストカラーにしておけば、対戦時に着用できる確率が格段に高まります。
ただし、アマチュアチームがオリジナルでオレンジユニフォームを作成する際には、知っておくべき明確なデザインの鉄則があります。
昇華プリント技術が進化し、繊細なグラデーションや幾何学模様が安価で再現可能になった一方で、「ショーツやソックスまで同系色の単色で統一すると全体が膨張して見える」という落とし穴があります。引き締め効果を出すためには、ネイビー(濃紺)、チャコールグレー、またはマットブラックを差し色やパンツに配置するのがプロの現場でも採用される黄金比率です。
【プロの結論】チームユニフォームにオレンジを採用すべき組織と見送るべき組織
ユニフォームの新規オーダーやリブランディングを検討する際、自チームがオレンジを選ぶべきかどうかの明確な判断基準を提示します。
【オレンジを採用すべきチーム・組織】
- 新規結成チームや若年層主体の組織:ピッチ上での躍動感やアグレッシブなプレースタイルを視覚的に確立したい場合。
- 地域密着型の市民クラブ:太陽、炎、特産品など、明るく前向きな地域アイデンティティをアピールしたい場合。
- 対戦時の被りを最小限に抑えたい実利派:ブルーやホワイトの多いリーグで、ファーストユニフォームの着用率を上げたい場合。
【オレンジの採用を慎重に検討すべき組織】
- 同地域に歴史あるオレンジの強豪クラブが既に存在する環境:地域内での明確な差別化や独自カラーの定着が難しくなるリスクがあります。
- 伝統的な重厚感やフォーマルさを最優先する企業チーム:スポンサーロゴのカラー規定(コーポレートカラーが赤や紫など)によっては、オレンジの地色と激しく衝突する恐れがあります。