ネット上やSNSでは、酒さに関して科学的根拠の乏しい誤った情報が拡散されている場面が目立ちます。皮膚トラブルを長引かせないために、以下の誤解を正しく認識しておく必要があります。
誤解①:「顔が赤いのは血行が悪いから。温めてマッサージすべき?」
これは完全な誤りです。酒さはすでに血管が拡張して血流が過剰になっている状態です。美顔マッサージや長時間の半身浴、スチーマーによる加温は血管拡張を決定的に悪化させます。必要なのは「冷却」と「安静」です。
誤解②:「ニキビ用の市販薬を塗ればプツプツが治る?」
酒さに伴う丘疹はニキビと酷似していますが、発生機序が異なります。強いサリチル酸や過酸化ベンゾイルなどのニキビ治療薬を酒さの肌に広範囲に塗ると、過度の刺激によって接触皮膚炎を引き起こし、赤みが一段と広がってしまう危険があります。