沖縄の家の特徴を徹底解剖!なぜRc平屋や花ブロックが選ばれるのか

沖縄の家の特徴を徹底解剖!なぜRc平屋や花ブロックが選ばれるのか

今注目を集めている 沖縄の家の特徴を徹底解剖!なぜRc平屋や花ブロックが選ばれるのかについて、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

ネット上の不動産情報やSNSでは、沖縄の住宅に関して過去の常識に基づいた誤解が散見されます。代表的な2つの盲点を検証します。

誤解1:「沖縄ではシロアリと台風があるため木造住宅は建てられない」

これは1970〜80年代の古い認識です。現在では、防腐・防蟻薬剤を高圧注入した集成材の普及や、金物工法による耐震・耐風等級3の取得が可能となり、沖縄県内でも木造住宅の着工シェアが急伸しています。RC造に比べて工期が短く、建築コストを約15〜20%抑制できる点に加え、コンクリート特有の熱ごもりがないため「夏場の室内が涼しい」という理由から、あえて木造を選択する若いファミリー層が増加しています。

誤解2:「琉球赤瓦は古くから庶民の家すべてに使われていた」

歴史的な事実として、琉球王国時代に赤瓦の使用が許されていたのは首里城をはじめとする王族や上層士族階級の屋敷のみでした。庶民の家は竹やカヤで屋根を葺いた質素な「草葺き屋根」でした。一般庶民に赤瓦の使用が解禁されたのは明治22年(1889年)の制限撤廃以降であり、私たちが目にする「赤瓦の集落景観」は、近代以降に庶民の憧れと台風対策の実用性が結びついて定着した比較的新しい文化遺産です。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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