作文用紙を前にして筆が止まってしまう原因の多くは、「構成(骨組み)」を決めずにいきなり文章を書き始めていることにあります。税についての作文は、4段落構成(起・承・転・結)に当てはめることで、論理破綻のない美しい文章を最短時間で組み立てることが可能です。
基本となる配分は、一般的な指定枚数である原稿用紙3枚(1,200字程度)を基準に設計します。
- 第1段落【起】:きっかけ・問題提起(約200〜250字)
日常の具体的な出来事、税金に対して抱いていた疑問や当初のイメージを述べる。 - 第2段落【承】:体験の詳細と事実の発見(約350〜400字)
その出来事の中で実際に何があったのか、調べて分かった税の使われ方や仕組みを具体的に掘り下げる。 - 第3段落【転】:考えの変化と多角的な考察(約350〜400字)
事実を知る前と後で自分の価値観がどう変わったか。「負担」だと思っていたものが「互助」であることに気付く転換点。 - 第4段落【結】:将来への決意・社会への提言(約200〜250字)
これからの学校生活や将来の生き方において、納税者の一員としてどう社会に貢献していくかを宣言して締めくくる。
また、内容が素晴らしくても形式不備で減点されては意味がありません。税の作文における原稿用紙の使い方とルールを確実に押さえておきましょう。
- 題名と氏名の配置:1行目に題名(上を2〜3マス空ける)、2行目に学校名・学年、3行目に氏名(下を1〜2マス空ける)。本文は4行目から開始する。
- 段落の冒頭:すべての段落の書き出しは必ず1マス空ける。
- 数字の表記:縦書き原稿用紙の場合、数字は原則として「漢数字(一、二、十、百など)」を使用する。
- 句読点(、。)の扱い:行の最上段に句読点が来るのはNG。前行の最後のマスの中に文字と一緒に収めるか、欄外の余白に打つ。