レッドバロンのシステムには、古くからネット掲示板などで語り継がれる「誤解」が少なくありません。代表的なものが「オイルリザーブは粗悪な油を使っているのではないか」「他店で買ったバイクは相手にされないのではないか」という都市伝説です。
取材と業界データに基づく結論から言えば、これらは明確な誤解です。レッドバロンが供給するオリジナルオイル(出光興産やエルフ等の一流石油メーカーと共同開発された専用油)は、二輪車用エンジンオイルの国際規格であるJASO規格(MA規格等)を厳格にクリアしています。守山店でも過酷な熱負荷がかかる大排気量車から高回転型の軽二輪まで問題なく使用されており、オイル起因のエンジンブローといった事例は報告されていません。
ただし、知っておくべき「契約上のリアルな盲点」も存在します。
- リザーブ権利の譲渡制限:オイルリザーブで一括購入したオイルは契約者本人に紐づいており、友人に分け与えたり、他社へ車両を売却した際に換金返金したりすることは原則できません。
- ピット作業工賃の発生:「オイル代」そのものはリザーブから引き落とされるため無料ですが、店頭での「オイル交換工賃(数百円〜千数百円程度)」や「オイルフィルター交換工賃」は作業ごとに別途発生します。
- 社外コンピュータ(サブコン等)導入車の保証制限:車体フレームやアライメントを測定する自社設備「アシダム」による診断基準をクリアできない改造車は、手厚いアフター保証の対象外となるケースがあります。
こうした契約約款の細部を確認せずに「すべて無料だと思っていた」「どんな改造でも直してくれると思った」と思い込んでしまうことが、ネット上のネガティブな口コミを生む構造的な引き金となっています。