夫婦の絆を決定的に強固なものにしたのは、過酷を極めた不妊治療の経験でした。結婚当初、子どもを望んでいた二人は産婦人科を受診。そこで医師から告げられたのは、ユカイ氏自身の「無精子症」という宣告でした。
ロックスターとしてのプライドが音を立てて崩れ去るなか、夫を責めることなく静かに支え続けたのが妻のタンポポ氏でした。ユカイ氏は顕微授精による精子回収手術(TESE)を決断。激痛を伴う治療を経て、2010年に第1子となる長女・新菜(にいな)さんが誕生しました。
さらに奇跡は続き、翌2011年には男児のダイヤモンドユカイ 子供 双子(頼音・らいおん君、匠音・しょーん君)を授かります。一躍3児の父となったユカイ氏は、男性不妊の啓発本を上梓するなど、自らの恥部とも取られかねない体験をオープンにし、多くの悩める夫婦に勇気を与えました。
ダイヤモンドユカイ ブログ 嫁への言及には、毎日の離乳食作りや双子の夜泣きに奮闘する姿、PTA行事での奔走など、戦友のような敬意が常に綴られていました。しかし、この献身的な共同生活の裏で、少しずつ二人の歯車に軋みが生じていくことになります。