佐城雪美の音楽活動において金字塔となっているのが、初のソロ楽曲『薄荷 -ハッカ-』です。作詞・作曲・編曲を手掛けたのは、ボーカロイド楽曲や数々のアニソンで叙情的な名作を世に送り出してきた名匠40mP。この楽曲のリリースは、シンデレラガールズの音楽シーンに大きな衝撃を与えました。
『薄荷』は、派手なビートや劇的な転調を排し、アコースティックピアノとストリングスを基調としたアコースティック・バラードです。ミントの葉が持つ独特の清涼感と、噛みしめたときに広がるかすかな苦味や熱を、10歳の少女の心象風景に重ね合わせています。中澤ミナのウィスパーボイスは、決して声を張り上げることなく、語りかけるようにメロディをなぞり、聴く者の耳元に直接語りかけるような親密さを生み出しました。
楽曲発表直後のSNSや掲示板では、「アイマス史上最も泣けるソロ曲の一つ」「派手さはないが、心に深く染み入って洗われる」「雪美の小さな胸の中にある、言葉にできない熱情がすべて詰まっている」といった絶賛の声が溢れかえりました。ネットの反応を分析すると、単なるキャラクターソングの枠を超え、本格的なヒーリング・ポップスとして一般の音楽ファンからも高く評価されている実態が明確に読み取れます。