自転車の歩道逆走は違法?2026年青切符導入で変わる新常識と過失割合

自転車の歩道逆走は違法?2026年青切符導入で変わる新常識と過失割合

自転車の歩道逆走は違法?2026年青切符導入で変わる新常識と過失割合とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

これまでの自転車取り締まりは、軽微な違反に対して「自転車指導警告カード(通称・赤切符の前段階)」を交付して口頭注意に留めるか、起訴を前提とした重い刑事手続きである「赤切符(交通切符)」を切るかの二者択一でした。検察官送致に伴う手続きの煩雑さから、現場の警察官が赤切符を切るハードルは高く、明らかな暴走運転も見逃されがちだったのが実態です。

この状況を一変させたのが、16歳以上を対象とした自転車への反則金制度(青切符制度)の本格運用です。信号無視、一時不停止、スマートフォンを見ながらの「ながら運転」と並び、重点取り締まりの柱に据えられたのが「通行区分違反(路側帯・車道の右側通行)」と「歩道における徐行義務違反」でした。

警察庁関係者の取材によると、現場では従来の「声かけによる注意」から、iPad等の端末を用いた迅速な反則金告知へとシステムが移行しています。歩道通行可の標識がある場所であっても、時速15km以上で歩行者の間を縫うように走ったり、道路右側の歩道から猛スピードで交差点に飛び出したりする行為に対しては、即座に停止が求められ、約5,000円から7,000円の青切符が交付されるケースが日常化しています。

反則金の支払いを拒否して出頭要請を無視し続ければ、従来通り刑事手続きへと移行し、検察で起訴され前科が付くリスクを背負います。「自転車だから少しくらいルールを破っても許される」という昭和・平成的な甘えは、制度の刷新によって完全に封じ込められました。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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