日常のセルフィーで最も写真の質を左右するのは照明です。自撮りライティングのコツは、「自然光が斜め45度から入るレースカーテン越し」にポジションを取ることです。直射日光は影が強すぎますが、拡散された柔らかな光は毛穴や肌の凹凸を自然にぼかす天然の美肌フィルターになります。リングライト等を使用する場合も、正面一直線ではなく、顔よりやや高い位置から見下ろすように当てると、彫りの深い立体的な顔立ちが完成します。
そして、誰もが苦戦する写真での自然な笑顔の作り方には、「発音トレーニング」が効果的です。撮影のカウントダウン「3・2・1」の直前に、息を吐きながら小さく「ウィスキー」と呟いてみてください。「ウィ」で顔全体の筋肉を引き上げ、「キー」の口の形で奥歯を噛み締めずに口角を横上に引き上げると、頬の筋肉(大頬骨筋)が自然に持ち上がります。直前まで軽く目を閉じ、シャッターが切られる瞬間にパッと目を開けることで、みずみずしく生き生きとした表情がカメラに収まります。