Q1:完全な黒髪から1回で染める場合、何トーンくらいまで明るくなりますか?
A1:一度の通常カラー施術では、薬剤の脱色力と染料濃度の関係上、仕上がりは6〜7トーン程度の深みのある明るさに着地します。自毛よりもわずかにトーンアップし、光に透かすとワインレッドが明瞭に確認できる仕上がりです。より鮮明な発色(8トーン以上)を望む場合は、脱色剤を用いずにアルカリでベースを一度引き上げる「ブリーチなしダブルカラー」の選択が推奨されます。
Q2:赤みを少しでも長く持続させるための効果的なアフターケアは?
A2:染めた直後の48時間は洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーを避け、アミノ酸系シャンプーを使用することが基本です。さらに施術から1週間が経過した段階から、週に2〜3回ピンクシャンプーまたはレッド系のカラーチャージをトリートメント代わりに使用することで、キューティクルから流出した赤紫の色素を適宜補充でき、理想のワイン色を約1.5倍長持ちさせることが可能です。
Q3:色落ちした後に赤みが残って、次のカラーに影響しませんか?
A3:赤系染料特有の「ティント残留」は一定期間生じます。次にブラウン系、暖色系、あるいはナチュラルベージュに染める場合は全く問題ありませんが、オリーブ系やアッシュグレーなどの完全な寒色にしたい場合は、残った赤みを相殺するために「マット(緑)」や「ブルー」を補色として配合する特殊な調合が必要になります。次回の施術時に美容師へ「前回ブリーチなしでワインレッドを入れた」と伝えることが極めて重要です。