大手質問掲示板やSNS、美容師の現場カウンセリングには、半年目を迎えたユーザーの生々しい葛藤が蓄積されています。
「朝起きた瞬間、頭が爆発していて毎朝のアイロンがけに40分以上かかる」「結んでも根元がモコッとしてしまい、疲れた印象に見える」といった悲痛な叫びは珍しくありません。さらに深刻なのは、「脱縮毛矯正に失敗して激しく後悔した」と語る人たちの共通点です。その多くは、伸びてきた自毛をどう扱っていいかわからず、とりあえずすきバサミで毛量を減らしてしまったケースです。
「くせ毛専門」を掲げる都内実力派サロンのディレクターは、この現象について次のように警告します。「くせ毛の広がりを抑えようとして根元付近からすきバサミを入れてしまうと、短くなった毛がバネのように内側から髪を押し上げ、かえって爆発的な広がりを引き起こします。これが半年目の挫折を決定づける典型的な医療ミスならぬ“カットミス”です」。
一方で、半年目を乗り越えて「縮毛矯正をやめて本当によかった」と胸を張る人たちは、地毛を直毛に近づけようとする発想そのものを手放しています。自毛のうねりを敵とみなすのではなく、「天然のパーマ」として受容し、適切な保湿ケアとシルエット調整へ舵を切った人だけが、後悔のない地毛ライフを手に入れています。