まずは基本となる製作フローを論理的に整理します。作業のクオリティを均一にするためには、目分量に頼らず型枠となるガイド板の寸法を統一することが不可欠です。用意する資材は、希望する色のスズランテープ、芯出し用の段ボール板(または硬質プラスチックボード)、固定具(結束バンドまたはタコ糸)、布断ちばさみ、そして持ち手補強用のビニールテープです。
スズランテープポンポン作り方詳細まとめの基本工程は次の4ステップで進行します。
- テープの巻き取り:幅30cm〜35cm程度にカットした厚紙や段ボールに、テープが重なるよう均一なテンションを保ちながら所定の回数を巻き付けます。
- センターの結束:巻き終えた束の中央を、絶対に緩まないよう強固に結び止めます。ここが緩むと使用中にテープが抜け落ちる原因になります。
- 両端の輪をカット:巻き束の両端にある輪状の折り返し部分を、鋭利なハサミで一気に一直線に切り落とします。
- 細裂きと成形:結束部から外側に向けてテープを細かく引き裂き、空気を含ませるように揉みほぐして球形に整えます。
この工程で成否の8割を決定づけるのがスズランテープポンポン結び方と固定方法です。多くの人が手元にあるビニールテープそのもので縛ろうとしますが、延伸ポリエチレン同士は滑りやすく、結び目が時間経過とともに緩んでしまいます。取材に応じたダンス指導員は「中心の結束には幅2.5mm〜3.5mm前後のナイロン製結束バンド(インシュロック)を用いるのが最も確実。ペンチを使って限界まで締め上げることで、中央に強烈なくびれができ、テープが全方位へ放射状に立ち上がる」と指摘します。タコ糸を使用する場合は、外科結び(一度に2回からげる結び方)で仮止めしたのち、裏側へ回して本結びを施す二重ロックが基本構造となります。