ソシアル桂和ビルの内部は、地下1階から地上上層階に至るまで、多種多様な飲食店舗がひしめき合っています。フロア案内を見上げると、カウンター数席の隠れ家的なスナックから、広々としたボックス席を備えたパブ・ラウンジ、音楽好きが集うオーセンティックバー、さらには近年増えつつあるサブカルチャー系のコンセプトバーまで、実に幅広いジャンルの看板が並んでいます。
エントランスホールのテナント一覧看板には、各店舗の店名とともに業種が分かりやすく表記されており、初めて訪れた人でもフロアごとの雰囲気をある程度把握できる設計になっています。低層階には長年この地で暖簾を守り続けているベテランママのスナックが多く、階段やエレベーターを上がった中・上層階には、30代前後の若いマスターが切り盛りする気さくなバーが点在しているのが近年の傾向です。
「一見客お断り」といった閉鎖的な敷居の高さを設けている店舗はごく一部に限られます。大半の店舗では入口に料金目安のプレートを掲示していたり、ガラス越しに店内の様子が窺えたりするなど、初めての来店客を温かく迎え入れる工夫が凝らされています。扉を開ける瞬間のわずかな緊張感の先には、北海道ならではのアットホームな歓待が待っています。